フリーランスのライターとして香川に移住しました
フリーランスとして仕事を始めて、まもなく5年になります。自分でも「よく続いたなあ」と思っています。
去年からは香川県・高松市に引っ越し、東京へ仕事のために月1〜2回来るような生活をしています。その前は香川にワンルームマンションを借りて、二拠点生活をしていたこともあります。
もし、ぼくが10年前にタイムスリップして、当時の自分に「10年後には香川県に住んで、フリーランスのライターとして仕事をしている」と伝えても絶対に信じないでしょう。むしろ、不審者扱いすると思います。
そのくらい、ぼくは元々「フリーランスで働くなんてムリ」「東京にいないと仕事がない」と思っていました。
いまはまだ香川県での仕事がたくさんあるわけではないのですが(オファーお待ちしております)、いずれは香川でも、東京でも同じくらい仕事が出来たらなと思っています。
ムリそうだけど、ムリじゃないこともある
何が言いたいかというと、いま、あなたが「ムリでしょ」と思っていることの多くは、意外とムリではないかもしれない、ということなのです。
むろん、やるまでもなく「ムリっぽい」ことはあります。
無酸素、裸一貫で大気圏に突入すれば一瞬で宇宙のチリになるでしょうし、46歳・野球経験ほぼゼロのぼくが今から「ヤクルトで4番を打つ!」というのもほぼムリでしょう。
村神様いるし(そういうレベルの問題じゃない)。
でも、自分が思い描いた時に「そうなったらうれしいな」「でも難しそうだな」と思うことの多くは、飛び込んでみると「案外出来る!」ということがあります。
この5年、お気楽に生きてこられたわけではありませんし、資金がショートしかけたこともあります。資金がロングしかけたことはないです。それから「資金がロングする」とはどういう状況なのかは、ぼくも知りません。
でも、何とか生きています。こりゃもう、周りの皆さまに支えられての5年間です。「日頃のご愛顧に感謝」的な広告をよく見かけますが、この心境がよくわかります。
話を戻します。
実は目を向けるべきは、もしあなたが「フリーランスで食うのはムリ」と思っているとしたら「その根拠はどこにあるのか」です。
その「ムリ」の根拠はどこからきてますか?
・営業活動をしたことがない
・自分にはそんな才能やスキルがない
・やりたいこともないし、見つかりそうにもない
・フリーランスになったら怠けちゃいそう
↑これはぼくがフリーランスになる前、自分がフリーランスとして稼げないだろうと思っていた理由です。
いくつかは確かに当たっています。営業活動は未だにヘタクソですし、フリーランスじゃなくても怠けていたので、怠けグセに拍車がかかったような気がしなくもないです。
でも、ほとんどの懸念材料について、今のぼくならこう答えます。
「やってみなきゃわからない」
そう。身も蓋もないですが、これなのです。
ほとんどの方が口にする「フリーランスに対する不安」は「知らない・わからない」から来ています。当然です。やったことがないものを知ることも、わかることも難しいですから。
それはあたかも、自転車に乗ったことがない人が「自転車なんて乗れないよ。コケるじゃん」と言ってるのに似ています。
ハイ、コケることもあるでしょうし、事故に遭うこともあるでしょう。
でも、コケないように運転の練習をすることはできるし、事故を避けることはいくらでもできる。でも、それは「やらないと身につかない」ことも多々あるのです。
で。ぼくは別に「日本国民全員がフリーランスになるべき!」とは全く思いません。会社員の方が働きやすかったり、給料も安定していたり、自分がやりたいことができる、という方もいるはずだからです。
「独立・起業こそ勝ち組」なんてことは絶対にないです。うしろゆびさされ組でもないです。
フリーランスとして働くハードルは下がっている
ですが、「会社が辛すぎて辞めたい」「もっと自由に働きたい」「やりたいことはあるけれど、食っていける気がしない」という方には、フリーランスも一つの選択肢ですよ、とお伝えしたいです。
例えば文章を書くことが好きなら、WEBライターやフリーランスのライターを目指すのも手です。ブログで稼ぐことも可能でしょう。そういうノウハウは、ネット上やAmazonをのぞけばいくらでもあるので、ここでは紹介しません。
それ以外にも、フリーランスとして働く、稼ぐ方法はたくさんあります。私の肌感覚ですが、以前よりもハードルが下がっているようにも感じます。最近は、インターネットを使って副業から始めることもできる時代です。いい時代ですね。
もし、あなたが今「フリーランスなんて絶対ムリ」と思っているならば、少し緩めて「ムリじゃね?」または「できるかな?」と思ってみることから始めてみてはいかがでしょう。
ちなみに、ぼくの大恩人である平井ナナエさん。フリーランスとして仕事をするきっかけをくれたのが、他ならぬ平井ナナエさんです。
この度、ナナエさんが本を出されました。タイトルは『あなたの起業が人生と世界を変える』。
もし、人生を変えたい方、自分の可能性を拓きたい方は、ぜひ講演会にもご参加ください。